WBC2017日本代表VSイスラエル代表

タイトル:
WBC2017 侍ジャパンはイスラエル代表戦を制して、準決勝進出なるか!?

 

本文:2002w
野球の国際大会として06年から開催されているワールドベースボールクラシック。4年に一度の権威ある大会だけに、日本のみならず、世界中の野球ファンからの注目を集める大会と言っても過言ではないでしょう。

 

小久保裕紀監督が采配を振るう侍ジャパンこと日本代表。史上初となる1次ラウンドを全勝で勝ち抜け、2次ラウンドでもオランダ代表、キューバ代表に連勝して5戦無敗。3大会連続の準決勝進出にリーチをかけました。

 

WBCは12日から、2次ラウンドがスタート。プールBを1位通過で抜けた侍ジャパンはプールAを勝ち上がってきたイスラエル、オランダ、そしてプールBを2位通過したキューバとの2次ラウンドで対戦。上位2チームに入ることで準決勝へと進出しますが、3月15日(水)はプールA1位通過のイスラエル代表との一戦を19時から東京ドームで行います。

 

それでは早速、ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表したオッズとともに両チームの戦力を詳しく見ていきましょう。

 

ブックメーカーウィリアムヒル

 

ブックメーカーbet365

 

「ウィリアムヒル」「bet365」とも似たオッズですが、どちらも侍ジャパンが優勢というオッズを掲示。プールAを1位で通過し、2次ラウンド初戦のキューバ代表も下したイスラエル代表でしたが、13日に行われたオランダ代表との一戦でコールド負けを喫した点も評価を大きく下げた原因といえるでしょう。

 

そもそも、大会前からノーマークだったイスラエル代表ですが、なぜここまで快進撃を続けてきたのでしょうか?

 

今大会がWBC初出場となるイスラエル代表。イスラエル国内には現在、プロ野球リーグが存在せず、かつてあったプロリーグも日本でいうところの草野球レベル。当然ながら盛り上がることなく解散したという過去を持っています。

 

そんなチームがなぜ、ここまで快進撃を続けていたのか…これにはこんなからくりがありました。

 

WBCで国の代表に選出されるには以下の条件のどれかを満たすことが必要です。

 

1.当該国の国籍を持っている。
2.当該国の永住資格を持っている。
3.当該国で出生している。
4.親のどちらかが当該国の国籍を持っている。
5.親のどちらかが当該国で出生している

 

…これを見ると、非常にあいまいなことがわかります。そしてこれこそがイスラエル代表がここまで快進撃を続けた理由の一つともなります。

 

イスラエル代表に選出された選手は実はほとんどがアメリカ人…日本では想像もつきませんが、上記の条件のいずれかを所有しているイスラエル代表の選手達。実は屈指の実力者揃いで一部では「ダークホース」として高い評価を受けていました。

 

イスラエル代表の魅力は何といっても投手陣。現役バリバリのメジャーリーガーはいないものの、そのほとんどはメジャー球団傘下のマイナーリーグでもまれてきた選手たち。日本人打者がこぞって苦手とするムービングファストと呼ばれる動く直球を主体とした打たせて取るピッチングを信条としています。ただでさえテンポがいい投球がウリですが、球数制限があるWBCではさらに磨きがかかっています。

 

そんな投手陣を支えているのがメジャー124勝を誇るジェイソン・マーキー。すでにピークを過ぎた選手ではありますが、豊富な経験を武器に今大会でも大活躍しています。

 

また、野手陣はマイナーリーガーだらけとはいえ、メジャー経験者も複数ます。中でも実績ナンバーワンがアイク・デービス。現在はロサンゼルス・ドジャースのマイナーに所属していますが、もともとはバリバリのメジャーリーガー。12年にはニューヨーク・メッツに所属して、32本塁打をかっ飛ばしているスラッガーです。今大会でもその実力をいかんなく発揮しています。

 

対する侍ジャパンは本日の先発に千賀滉大を予定。ここまでは先発登板は一度もありませんでしたが、登板した試合ともに好投し、小久保裕紀監督に猛アピール。育成ドラフト出身という叩き上げの選手ですが、そのハングリー精神に期待したいところです。

 

ここにきて投手陣が今一つな侍ジャパン。2次ラウンドでは12日のオランダ代表戦で石川歩が5失点、昨日のキューバ代表戦で菅野智之が4失点でKOされているという嫌なムード。ここで千賀滉大がその嫌なムードを断ち切るかも注目です。

 

打線は長らくスランプとささやかれていた山田哲人が昨日のキューバ代表戦で復活の2アーチ。エンジンがいよいよかかってきた感がありますが、気になるのが3番を打つ青木宣親。1次ラウンドから打撃成績が今一つで、昨日のキューバ代表戦でも音なし。12日のオランダ代表戦では前を打つ菊池涼介が敬遠されて、勝負を要求されるという屈辱をも味わいました。

 

侍ジャパンの選手として唯一のメジャーリーガーだけに、精神的支柱という意味合いも持たれての選出ですが、ここまで打てないと逆に足かせになってしまうことも考えられます。この試合での奮起を一層期待したいところですが、どうでしょうか?

 

準決勝進出を当確としたい15日のイスラエル代表戦。侍ジャパンにとって負けられない一戦となるだけにイスラエル代表相手にどういう試合をするのか…目が離せませんよ!