英1000ギニー2019 気になる出走馬の詳細は?

 

5月に入ると競馬発祥の地、イギリスでもついにクラシックシーズンが開幕。前日の4日に牡馬のクラシックレース第一弾として2000ギニーが開催されましたが、翌日には牝馬版クラシックレースの第一弾、1000ギニーが開催されます。

 

クラシックレースの模範となったこのレース、もともとは優秀な繁殖牝馬になれる競走馬を選定するために行われたのがその始まりと言われています。記念すべき最初に行われたのはなんと1814年。今からおよそ200年以上前に開催されています。

 

ちなみにその頃の日本はというと、江戸時代の末期。鎖国をしていた時期で、ペリー来航でさえ40年以上も後のことになります。これだけでもいかに歴史があるレース化というのがわかりますね。

 

そんな1000ギニーは牡馬版のクラシックレース2000ギニーと同じ、ニューマーケット競馬場で1回目から開催。距離も1600mと全く同じです。唯一の違いは賞金。レース名の通り2倍も異なります。

 

ただ、マイル戦のレースということで牝馬の方が活躍の幅が広いせいか、レースを制した後に出世した馬の数で言えば1000ギニーの方が分があるかもしれません。

 

例えば、91回の勝ち馬プリティーポリーは牝馬三冠レースを全制覇しただけでなく、繁殖牝馬として欧州最強馬として今も語り継がれるブリカディアジェラード、凱旋門賞馬キャロルハウス、そして日本の大種牡馬ノーザンテーストの母系に名を残す名品として語り継がれています。

 

そのほかにも1000ギニーの勝ち馬にはミエスク、オーソ―シャープら競走成績も繁殖成績も優れた馬が多く出現し、「優秀な競走馬を選定する」というクラシックの大義名分を果たす役割をしています。

 

そんな1000ギニーもまた、他国のクラシックの模範レースとして知られ、本国イギリス以外にも「1000ギニー」という名のレースは各国にあり、日本でも牝馬三冠レースの第一弾、桜花賞のモデルとなっています。マイル戦というのも本国と一緒です。

 

そんな1000ギニー、今年は5月5日(日)の15時35分(日本時間:23時35分)にイギリスのニューマーケット競馬場の芝1600mコースで開催されます。

 

後の名牝が誕生するクラシックの第一弾レースだけにどんな馬が出走するか気になりますよね? それではブックメーカーで発表されているオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。

 

ブックメーカーbet365

 

ブックメーカー1xbet

 

今年の英1000ギニーは混戦模様という形で進行してきましたが、その中でも1番人気に支持されることになったのがカバーラ。

 

英ダービーを制し、日本にも種牡馬として供用されていたワークフォースの近親と言う超良血馬のカバーラはデビュー戦を快勝後、休養入りして年明け緒戦に選んだのが英1000ギニーにとっての重要なトライアルレースであるネルグヴィンS。ここで勝てれば一気に有力候補となるところでしたが、見事にこのレースを制して1番人気に支持されることになりました。

 

血統背景からして人気になることは間違いないし、力があることは十分わかっているはずですが、気になるのがアッゼニ騎手が騎乗停止になったことで乗り替わりを余儀なくされること。これまでいずれのレースも手綱を握っていたためここでの乗り替わりがどう響くかがわかりませんが、いずれにしても不安要素があるのは間違いありません。

 

これに続くのがスキッタースキャッター、ジャストワンダフル、フェアリーランド、イリダシー、そしてダンドリューなど。ここまでが単勝オッズ10倍を切る人気となるという混戦模様。それだけにどこから入っていいかもわからないレースとなります。

 

しかし、データ的に見ればやはり前走でネルグヴィンSを制した馬が強いという傾向は街がないだけに、やはり人気通りにカバーラが優勢なのは間違いありません。血統的には通過点として英オークスを狙っていることはわかるだけにここは取りこぼしが利かない舞台。それだけにカバーラがどんなレースをするかがポイントとなりそうです。

 

ちなみに英1000ギニーから英オークスを制した馬は過去10年でゼロ。日本では桜花賞とオークスの2冠馬が複数現れている状況でこれはかなり意外なデータとなりますが、実はこれにはコース形態の違いが理由として挙げられています。

 

英1000ギニーの舞台となるのはニューマーケット競馬場。同じイギリスの競馬場でも直線しかないコースで最後は坂を上るというかなり苦しいコースレイアウト。それだけ特殊なコースなので、このコースにだけ強く、他はダメと言う馬も多数いるというのが実情。それだけにニューマーケット競馬場を経験した馬が優勢になるのは英2000ギニーでも当てはまります。

 

また、英オークスが行われるのはエプソム競馬場。こちらも力の要る馬場になる上に坂が多く、かなりの難コース。それだけにここ2レースを制した馬はかなり力のある馬だということがわかります。

 

1000ギニーは5月5日(日)の15時35分(日本時間:23時35分)発走予定。今年の3歳牝馬戦線をリードする馬が決まる一戦だけにぜひ馬券を買ってみたいですね!